美味しい研究室〜後編〜

Diary


02年06月28日 美味しい研究室〜前編〜

 エクセル・サーガ… ハイアットは良いなァ…

 血を吐いて倒れるだけで俺の笑いのツボを押してくれます。

 血を吐いて倒れるだけでヒトを笑わすのだから凄い。

 

 

 

AM1:10…

 むぉおっ!?Σ( ̄□ ̄;

 ふぬむっ!?(; ̄Д ̄)ノ

 ふんぐううう!!!(||| ̄〜 ̄)ヽ

 

 

 当研究室には幽霊がいる…

 とか変なことを言われたことがあった…

 きっと先輩を恨む女の霊に違いない…

 そ、そう言えば、誰もいないはずの先輩の研究スペースから

 人の気配がしたことが…!!!

 

 

 キィィヤァァーーーー!!!

 

 

 って事はさておき、寝苦しいです。

 ふぬぅ… 何度も何度もポーズを換えては寝ようとするのだけど、

 寝れねェ… 眠ければ多少の寝苦しさは兵器なんだけど、

 全然眠くないから困った。

 

 

 ………。

 

 

 

 

 フッハ!?

 ………。

 ふぅ… 今、何時だ?

 お、7:46だって…

 おお、いつもより2時間も起きるのが遅い!!

 早く起きなくていいから、ゆっくり眠れたんだなァ…

 と思ったが、寝たのが1:30くらいだから、きっちり6時間で目が覚める体

 起きなければならない状況じゃなくても6時間で目が覚めるらしい。

 

 ん〜だよぉ、仕方ないなァ…

 寝ぼけ眼でフリーセルに挑む。

 14連勝…

 ここら辺まではどうやら寝ぼけていても行くらしい。

 問題はここからだ…

 先生の20数連勝には程遠い…!

 自宅での最高記録でも17…

 ここからは10手先を読みながら動かすようにしよう…

 

 詰まりました。

 

 研究室では15回目で必ず(の筈)引っかかる俺。

 

 

 少しすると先輩が目覚めて動き始めた。

 体を動かさないと食欲が湧かないらしいので、

 一緒に片づけやらなにやらやってからお食事。

 昨日炊いたご飯と、納豆、マツタケのお吸い物(即席)…

 そして先輩がまた玉子をくださったのでお言葉に甘えて納豆玉子ご飯に…

 (´Д`)ノ うまうま!

 

 昨日は先輩羨ましかったんだよォ…

 250円の蒲焼を、2つに割ってご飯を2層にしてうな重!!

 美味かったなァ、ちょっと食わせてもらったんだけど。

 研究室イチ食べることしか考えてないとされている俺としては今度やるしかないです。

 

 

 え〜、S先生の授業、「有機合成工学」の最終課題も終盤に差し掛かってきました。

 そりゃあ、一日中研究すっぽかしてやってりゃ終りに近づきますよ。

 「ソロモンの有機化学書」のおかげですよ。

 英語ばっかでほとんど理解してないって噂ですが…

 しかし、S先生が来てくれないなァ…

 

 S先生と先生にはさまれてアレコレ言われるのは痛いけど、

 S先生、ホントにガシガシ教えてくれるからとても助かるんです。

 S先生が来てくれないから、はっきり言って解答に自信がありません。

 S先生、カムヒアァァァァ!!!

 

 

 (゚Д゚)σ” パチン!!

 

 

 ポペパペ〜ポポ ポペパペ〜ポポ ポペ〜ペペペペペパ〜パ〜パ〜パ♪

 

 S先生「課題進んでる? お、最後の方までやってあるじゃない。

     お、後は最後の問題だけかい?」

 俺「最後の一個手前を飛ばして最後やってるんですよ。」

 S先生「どれどれ… …ふんふん… ふん… うん、あってるじゃない。

     凄い凄い。まぁ、ヒントに分子式と中間物質書いておいてあげたのがよかったね。」

 俺「はい、かなり助かりましたよォ… 確信できますからね、分子式があるだけで。」

 

 最終問題、ほぼクリア♪

 ところが最後がねぇ… いやぁ、これだけで実は1時間くらい考えてるんですわ。

 先生にまで協力して頂いてるんですがね…

 …結局確信の持てる解答は得られぬまま、最後の2段は保留。

 

 で、今度はS先生が前の問題へと遡っていく…

 これでOKが出れば全問正解も夢ではありません!!!

 

 S先生「これホントにコレ?」

 

 ↑S先生は間違っているときはずっとこう言いつづける。たまにブラフがある。

 

 俺「ええ、光学活性だからコレですよ。先生もこれだとおっしゃってますし。」

 先生「これしかないですよS先生…」

 S先生「コレかコレじゃないの?」

 俺&先生「えっ!?(゚Д゚;」

 

 俺&先生、解答を間違う。

 S先生から頂いたヒントを元に、先生と一緒に問題を解く。

 (※先生は専門がまったく違うのでそんなに詳しくないので仕方ない… 一応弁護。)

 

 S先生「このままだと満点いっちゃうかね…

 俺「いやぁ、そんな…」

 S先生「一回も授業出てないのに満点あげるのはやだなァ…

     80点くらいにしとく?」

 俺「60点頂ければ充分ですよ…!」

 

 どうやら、ほとんど単位は安泰らしい。

 

 

 家に帰ると、驚愕の事実が判明した。

 いや、実はその連絡は受けていたんだけど…

 

 台所のテレビが壊れました。

 多分原因は油でしょう…

 機械がある部屋で油べとべとになる焼肉とかやっちゃダメやん。

 でも、それを言っても機械に弱い母&妹には通用しません。

 電子レンジの上に可燃物を置いたりするなと言っても、

 ビデオデッキの上にビデオテープを山積みするなと言っても、

 その時限りでまた元に戻すものです。

 だから言うのはやめておこうと思ったけど、言いました。

 

 俺「油が機械に良いわけないじゃん。」

 母「ブツブツブツブツ…」

 

 と、言うわけで、テレビ購入大サクッ戦!!

 さぁ、コ○マのチラシを片手にプニに電話だっ!!

 

 プニ『はいもしもし。』

 俺「台所のテレビが壊れたことは知っているか?y( ̄〜 ̄)」

 プニ『マジぃェ!?(゚Д゚;』

 俺「それでな、上のテレビを下に降ろして、新しいテレビを買おうと思うんだが…」

 プニ『ふぅん…』

 俺「15インチのビデオ付きと、すっげぇ邪魔になる21インチとどっちがいいと思う?」

 プニ『はぁ?? ビデオいらないじゃん。』

 俺「…21がよいと言うのか?」

 プニ『うん。』

 俺「21なんて邪魔くさいんじゃないのか!?」

 プニ『そんなに言うならビデオのない14インチとか売ってるだろ?』

 俺「お、お前は14インチでいいのか!?」

 プニ『そっちがイイって言うならイイよ。』

 俺「ヤダ。(´Д`; ていうかお前の寮のテレビいくつよ?」

 プニ『25。』

 俺「25!?Σ( ̄□ ̄;;;」

 

 「少し出そうか?」…

 この言葉を引き出すために、俺は頑張った…

 でも、無駄だった…

 プニは貧乏学生を満喫している…

 そんな彼から、「テレビの代金を少し出そうか」なんて、誘導できるはずが…

 なかっ…た… ガクッ…

 

 明日は多分、コジマ店員VS俺

 


戻る HOME